将来の夢は・・・

いまの日本における自転車から見た道路事情は好ましいものとは思えません。社会全体から見た自転車のポジション、道路行政、自転車乗りのマナーなどなど諸問題が複雑に絡み合って自転車が走りづらい世の中になっていますが、誰が悪い、あれが先だと「卵とニワトリ論争」をしたところで建設的な話にはなりません。となると・・・

将来の大人予備軍であるいまの子供たちには、まっとうな自転車乗りとして育って欲しいと思います。幸いながら１００ｋｍ/ＣＬＵＢのメンバーさんは情報発信力をお持ちのようなので、メンバーの発信する情報を拡散していって、少しでも多くの方が正しい自転車の乗り方を知って欲しいと思います。公道を１００ｋｍ走るにはしっかりと車道を走るマナーとテクニックが必要になります。幸いなことに、小さな子供たちが車道を走っているとクルマのドライバーは速度を落として、車間距離を保った走行をしてくれるケースが多いように見受けられますから、大人が走るよりも安全度は高い気もしますが、模範ライダーとして大人たちの手本となれる自転車乗りに育って欲しいと思います。

平気で信号無視をする大人、平気で傘を差して運転する大人、平気で歩道を暴走する大人、平気で車道の右側を走る大人などなど街には反面教師が溢れていますが、きっと彼らは正しい自転車を受けていない為に、そんな行為に何の疑問を抱くことなく、それが普通であると思っていることでしょう。恥ずかしながら私自身も自転車通勤をきっかけに４０歳を過ぎてから、自転車のルールに関して真剣に学ぶようになった次第なので、われわれの子供たちには幼少の頃からしっかりとしたマナーを身につけて欲しいと思っています。

そんなわけで将来の夢は１００ｋｍ/ＣＬＵＢの子供たちが自転車に乗って東京オリンピックの一シーンで選手たちを先導したり、東京を走る外国人観光客のナビゲート役になったりと、日本を代表する模範ライダーとして社会の役に立つことが出来たとしたら嬉しいと思います。

と勝手な妄想でごめんなさい。